安眠のツボはどこ?おすすめ8選の場所と正しい押し方|今日からぐっすり快眠へ

「疲れているはずなのに、布団に入っても目が冴えてしまう」「夜中に何度も目が覚めて、朝がつらい」こうお悩みの方も多いのではないでしょうか。

眠れない時間が長く感じると、明日の仕事への不安も募るばかりです。しかし、ご自身の身体にある安眠に効くツボを知れば、ぐっすり眠れる休息の時間へと変わります。

本記事では、誰でも簡単に実践できる安眠に効くツボと、効果を高める正しい押し方を具体的に解説します。今日から寝る前の習慣に取り入れ、朝まで幸せに眠れる毎日を取り戻しましょう。

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なぜツボ押しが安眠に効果的なのか

ツボ押しが眠りの質を高める理由は、身体の緊張をほぐし、リラックスモードに切り替える作用があるためです。まずはそれぞれのメカニズムについて、詳しく解説します。

呼吸が深くなるから

ツボ押しには、皮膚や筋肉の刺激を通じて、脳へ休息の信号を送る体性(自律神経反射)という働きがあります。

この働きにより交感神経から副交感神経に切り替わることで、呼吸時に使われる横隔膜や胸の筋肉が緩みます。結果として、呼吸が深くなり、安眠しやすくなる仕組みです。

また、ツボ押しの際にも呼吸にあわせて行うと、脳からの信号で脈拍が落ち着き、休息モードへの切り替わりを早められます。寝る前の数分間、呼吸に意識を向けるだけで、深く眠れる習慣をつけられるでしょう。

参考:体性-自律神経反射

リラックス効果があるから

体性-自律神経反射という働きによって、短時間のツボ押しでも、気持ちを落ち着かせる効果が期待できます。触れる・押すという行為は、身体の感覚へと意識が向くため、思考する時間を減らし脳をリラックスさせることが可能です。

ツボ押しとあわせて脳のリラックス効果を高める、おすすめの方法は以下のとおりです。

  • 照明の明るさを落とし静かな環境を作る
  • 心地よい強さでゆっくり一定のリズムでツボを押す
  • 終わったら目を閉じて深く呼吸する

リラックス時間を確保し、難しいことを考えず、自分の身体を労わる習慣として取り入れてみてください。

筋肉やこりが緩むから

ツボ押しは部分的にこわばった筋肉のこりを刺激し、血流を良くする働きがあります。

筋肉がこわばっていると、血流が悪くなるだけでなく、布団のなかで落ち着く姿勢が見つからず、何度も寝返りを打つ原因になります。

効果的なツボ押しのポイントは、首・手・足といった末端や関節周りのツボを刺激することです。ツボ押しでこれらをほぐすと、全身の力が抜け、身体が布団に深く沈み込むようなリラックス状態をつくれます。

安眠のツボはどこ?まず押したい基本3選

数あるツボのなかでも、安眠にはまずここを押さえたい基本の3つがあります。それぞれの場所と押し方を、詳しく見ていきましょう。

1.百会(ひゃくえ)

安眠のツボと呼ばれる百会のツボの位置を示すイラスト

百会は多くの経絡が交わる場所であり、自律神経のバランスを整える働きがあります。場所も分かりやすく、寝る前のベッドの上で座ったまま、あるいは横になったままでも押しやすいため、毎晩のルーティンとしてもおすすめです。

具体的な百会のツボの位置と刺激方法は、下記のとおりです。

  • 位置:両耳の穴を結んだラインと、鼻から頭頂へ通るラインが交わる、頭のてっぺんの少し凹んだ部分
  • 押し方:両手の中指を重ねてツボに当て、身体の中心に向かって垂直に押す

百会を押すと、頭の重だるさが抜け、視界がすっきりするような感覚が得られます。

2.安眠(あんみん)

安眠のツボと呼ばれる安眠のツボの位置を示すイラスト

顔まわりや首元は手軽に触れやすく、日中の緊張が首や頭に残っている人が続けやすい部位です。ここをほぐすことで頭部の血流が促され、脳の興奮が静まりやすくなります。

具体的な安眠のツボの位置と刺激方法は、下記のとおりです。

  • 位置:耳たぶの裏にある骨の出っ張り(乳様突起)から、指1本分下へずらしたあたりのくぼみ
  • 押し方:親指を当て、小さな円を描くようにゆっくりと揉みほぐす

枕に頭を預けた状態でも押しやすいため、布団に入ってからのケアとしても活用できます。

3.失眠(しつみん)

安眠のツボと呼ばれる失眠のツボの位置を示すイラスト

失眠はその名の通り、不眠解消に特化したツボです。足は冷えやだるさを感じやすい部分であり、ここを刺激することで全身の血行が良くなります。

具体的な失眠のツボの位置と刺激方法は、下記のとおりです。

  • 位置:足の裏、かかとのふくらみの中央部分
  • 押し方:あぐらをかくか、椅子に座って足を組み、親指でゆっくりと強めに押す

かかとは皮膚が厚いため、少し強めに刺激しましょう。立ちっぱなしが多い日や、一日中歩いて回った夜などに行うのもおすすめです。

安眠につながるツボの場所|悩み別おすすめ5選

基本のツボに加えて、その日の体調や具体的な悩みに合わせたツボを選ぶと、より高い効果が期待できます。それぞれの特徴とツボ押しの方法を解説します。

1.内関(ないかん)|イライラ・不安

安眠のツボと呼ばれるないかんのツボの位置を示すイラスト

内関は精神的な緊張を和らげる効果があり、手元にあるため、気持ちを落ち着かせたいときにすぐツボ押しができます。

具体的な内関のツボの位置と刺激方法は、下記のとおりです。

  • 位置:手首の横じわから、肘に向かって指3本分の場所
  • 押し方:親指を当ててゆっくり押す

深呼吸とあわせるとより効果的です。内関は、自律神経の乱れからくるメンタルや胃の不調を鎮める効果が高いため、日常でも活用できます。

2.労宮(ろうきゅう)|ストレス

安眠のツボと呼ばれるろうきゅうのツボの位置を示すイラスト

労宮を押すと心包経(しんぽうけい)という経絡が刺激され、自律神経が整いやすくなります。仕事が終わった直後や帰宅後のリラックスタイムに押しやすく、呼吸とあわせて行うことで一日の疲れをリセットしやすくなります。

具体的な労宮のツボの位置と刺激方法は、下記のとおりです。

  • 位置:こぶしを軽く握ったとき、中指と薬指の先端が手のひらに当たる中間点
  • 押し方:親指で、骨の下に潜り込ませるようなイメージで、息を吐きながらじっくりと押す

「痛気持ちいい」強さで押すと、手だけでなく肩の力も抜けやすくなります。ストレスを溜め込まないよう、日頃からツボ押しする習慣をつけましょう。

3.三陰交(さんいんこう)|女性の悩み・冷え

安眠のツボと呼ばれるさんいんこうのツボの位置を示すイラスト

三陰交は肝・腎・脾の3つの経絡が交わる場所で、血流改善やホルモンバランスの調整におすすめのツボです。足元のケアは体感として温かさを感じやすいため、毎日温める習慣をつけましょう。

具体的な三陰交のツボの位置と刺激方法は、下記のとおりです。

  • 位置:内くるぶしの最も高いところから、指4本分上がった骨のきわ
  • 押し方:親指を骨の内側に引っかけるようにして押す

生理痛や更年期の不調にも効果が期待できます。お風呂上がりなど、身体が温まっている時に実践するとさらに効果的です。

4.神門(しんもん)|寝つきが悪い

安眠のツボと呼ばれる神門のツボの位置を示すイラスト

神門は精神を安定させる作用があり、興奮状態を鎮める効果が期待できます。寝る直前は強い刺激よりも、じんわりと落ち着く感覚で押すのがおすすめです。

具体的な神門のツボの位置と刺激方法は、下記のとおりです。

  • 位置:手首の横じわの小指側、少しくぼんだ場所
  • 押し方:親指を当て、強すぎない圧で押す

押している間は、手首の感覚にだけ集中しましょう。脈が触れる場所なので、じわっと血液が流れている感覚を掴みやすい箇所です。

5.天柱(てんちゅう)|首こり・頭痛

安眠のツボと呼ばれる天柱のツボの位置を示すイラスト

首に不快感があると、枕の高さがあわないように感じたり、寝る姿勢を探す時間が長くなったりしがちです。首筋の血流を良くすることで、頭部への不快感が減り、すっと眠りに入りやすくなります。

具体的な天柱のツボの位置と刺激方法は、下記のとおりです。

  • 位置:首の後ろ、髪の生え際付近にある太い筋肉の外側のくぼみ
  • 押し方:親指をくぼみに当て、頭を包み込むようにして上に押す

デスクワークやスマホの使用で疲れた首にも効果的です。眼精疲労の緩和にもつながるため、現代人にはおすすめのポイントでしょう。

安眠効果を高めるツボの正しい押し方

ツボはただ押せば良いわけではなく、押し方によって効果が変わります。間違った刺激は逆効果になることもあるため、基本のルールを知っておきましょう。

「痛気持ちいい」強さで押す

ツボ押しの強さは、「痛気持ちいい」と感じる程度で止めるのが基本です。

早く効果を出したいからと強く押しすぎると、身体が防御反応で力んでしまい、リラックス目的とは逆効果になります。また、筋肉を傷めて揉み返しが起きる原因にもなります。

「あ、そこが効いているな」と感じるレベルの強さで十分です。もし翌日に痛みやだるさが残る場合は、刺激が強すぎているため、次回からは少し弱めましょう。

息を吐きながら力を加える

指で押すタイミングは、吐く息にあわせるとスムーズです。

息を吐くときは副交感神経が働き、筋肉が緩みやすい状態になります。このタイミングで押すことで、指が奥まで届きやすくなり、押す圧も一定に保てます。逆に息を止めて押すと、血圧が上がりやすいため危険です。

おすすめの呼吸法は、下記のとおりです。

  1. 鼻から軽く息を吸う
  2. 口から息を吐きながら、3秒かけてゆっくり押す
  3. 息を吸いながら、ゆっくり指を離す

これを1箇所につき5回ほど繰り返します。呼吸と動作を連動させることで、瞑想のようなリラックス効果も得られます。

左右均等に刺激する

左右にあるツボは、基本的に同じ回数、同じ時間だけ押すようにしましょう。

人間の身体は左右のバランスが整っていることが理想です。片側だけを刺激すると、筋肉の緩み方にも偏りが出て違和感が残るためです。

均等にほぐすことで全身の歪みが整い、眠りやすさにもつながります。

ツボ押しと併用したい快眠習慣

ツボ押しの効果を高めるためには、寝る前の環境や習慣を整えることも必要です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

入浴でリラックスする

入浴してからツボ押しを行う順番にすると、寝る前の脳のスイッチを切り替えることが可能です。

お湯に浸かって身体が芯から温まると、筋肉や関節が柔軟になり、精神的な緊張もほぐれます。この状態でツボ押しを行うことで、普段より少ない刺激でも効果を感じやすく、無理なく続けられます。

毎日のルーティンにすれば、お風呂・ツボ押し・睡眠というリズムが身体に染み込み、布団に入れば自然と眠くなるようになるでしょう。

寝る前のスマホ時間を減らす

ツボ押しを行う前後だけでも、スマホを控えるのが効果的です。

ブルーライトの強い光や、SNSなどの情報は脳を強く刺激します。せっかくツボ押しでリラックスしても、直後にスマホを見ると覚醒状態に戻ってしまいます。

スマホを見るのはやめて、音楽を聴きながらツボ押しするのもおすすめです。脳への刺激を遮断し、静かな時間を楽しみましょう。

温かい飲み物で落ち着く

寝る前に温かい飲み物を飲むことで、脳と身体が落ち着きやすくなります。

温かいものが胃に入ると内臓が温まり、副交感神経が優位になります。また、「これを飲んだらもう寝る時間」というルーティンをつくることで、条件反射的に眠りやすくなります。

飲み物を選ぶ際は、体質にあうノンカフェインのハーブティーや白湯などがおすすめです。飲みすぎると夜中のトイレで目が覚めてしまうため、量には注意してください。

セルフケアで改善しない不眠は美容鍼も検討しよう

もし、ここまで紹介したツボ押しや生活習慣を試しても眠れない場合は、専門家に頼るのもおすすめです。

睡眠の悩みが長引いている場合、原因が自律神経の乱れや、深部の筋肉のこりなど複合的であるケースが多く、自己流では改善が難しいこともあります。

美容鍼は、肌だけでなく自律神経や全身の調子を整える作用も期待できます。痛みが少なく即効性があるため、初めての方でも安心の施術です。

最近では、3,000円台から受けられる店舗や、サブスクで継続しやすいサロンも増えているためお得に通えます。まずはお近くの店舗で体験コースを予約してみてください。

安眠のツボに関するよくある質問

最後に、安眠のツボについてよく寄せられる質問にお答えします。

妊娠中でも安眠のツボを押していいですか?

妊娠中のツボ押しは、強く押さないよう慎重に行いましょう。

妊娠中の身体はホルモンバランスの変化が大きく、普段は何ともない刺激でも敏感に反応したり、体調が悪くなったりする個人差があります。特に、足にある三陰交は子宮に影響を与える恐れもあるため、注意が必要です。

不安な場合は、必ずかかりつけの医師や鍼灸師に相談してから実践しましょう。

一瞬で眠くなる即効性のあるツボはありますか?

一瞬では難しいため、ツボ押しだけでなく生活習慣で眠くなる体質をつくるのがおすすめです。

眠気はその日の疲労度、精神的な不安、寝室の環境などによって変わります。即効性を期待しすぎず、コツコツとツボ押しを続けましょう。

ツボを押しても全く眠れない場合は?

「早く寝なきゃ」と焦ってツボを強く押しすぎたり、長時間続けたりすると、かえって脳が覚醒して逆効果になることがあります。

具体的な対処法は、下記のとおりです。

  1. 10分ほどツボ押しを試しても眠れなければ切り上げる
  2. 温かい飲み物を飲んで一息つく

暗い部屋で目を閉じて横になり身体を休めるのもおすすめです。

まとめ|安眠のツボを取り入れて質の高い睡眠を

安眠のツボは、難しい技術を覚える必要はなく、寝る前のほんの数分で実践できます。

本記事のポイントを以下にまとめます。

  • 寝る前の短い習慣としてツボ押しを始めるのがコツ
  • 呼吸をあわせ「痛気持ちいい」強さで実践する
  • 入浴やスマホ断ちと組み合わせると効果アップ

もし自分だけでは不眠が解決しないと感じたら、美容鍼などのプロの施術も検討し、心身ともに満たされる睡眠を手に入れましょう。

最近では、初回3,000円台で気軽に試せたり、サブスクで予算を抑えて継続できたりする、通いやすいサロンも増えているため気軽に試してみてください。

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